衣川晃弘大先生の見聞会講話集「21世紀を幸せに生きる」第13巻より
2020年(令和2年)9月27日 ベストグループ関東一日研修 ③
その時に、「晃弘、あぶく銭は無くなるで」と教えてくれた母の言葉を思い出しました。「お金は良いことに使うんやで。それを生き金と言うんやで。覚えておきや」と二歳半から育ての母から教えられた通りになりました。
そして、会社が潰れかけて初めて、「お金は良いことに使おう。社会や人類のお役に立つために使おう」と決意したのです。
そして、会社が潰れかけたのは「僕は心が汚くなった。僕はネガティブ人間になってしまった。だから、会社が潰れかけたのだ」と気づいたのです。
心が汚くなったら人は離れていくのです。類友の法則と言って、ネガティブ人間にはネガティブ人間が集まるのです。
ある時、私の友人で、九州でナンバーワンを十年続けた保険の営業マンから「社長、一つだけアドバイスをさせてください。今、社長が雇っている社員は、どこの企業も雇わないような方ですよ」と言われ、「自分の人格が悪くなったから良くない人が集まったのだ」と気づいたのです。
給料一カ月分を渡して、営業の方は全員辞めていただきました。そして社長の私自らが鞄を持って、一からやり直したのです。
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